捻挫とアイシング

手首ぐねった、足首ぐねった・・・それが捻挫です。

nenza01捻挫というとどういうイメージがあるでしょうか?

一般的にはサッカーや野球をしているときにぶつかったり、転倒したりするときに負ってしまう怪我というイメージが一般的です。

ですので、スポーツや激しい動きをしない方は
「自分は捻挫なんかしたことがない」
と思いがちなのですが、それは大きな間違いです。

実はほとんどの方は必ず一度は捻挫を経験したことがあるのです。

俗にいう

  • 足をグネった
  • 手首をグネった

このようなを関節を捻って痛めてしまった症状。
誰にも一度は心当たりがあることと思います。

このような関節を捻って(転倒などでぶつかって)痛みが出てくる症状。
医学的には、これを
「捻挫」といいます。

 

 

捻挫にはまずコレ! アイシングで炎症をとりましょう!!

捻挫は関節を捻ってしまうことで靭帯が損傷を受けて痛みの出る症状です。
これは急性の怪我に分類されるので、いくつか応急処置の方法はあるのですが、その中でも自分で簡単に出来る方法が2つあります。

それは

  •  安静にする(痛みの出ている間は動かずにじっとしている)
  •  アイシングをする(痛い部分を氷で冷やす)

のふたつです。

ひとつめの「安静にする」は簡単です。
痛いから休むのは当たり前なのですが、足の捻挫の場合は意外にも難しいのです。

理由は簡単「足を使わないと移動できない」からです。
ですので、手首の捻挫、指の捻挫(つき指)、腰の捻挫(腰痛の一種)などと違い、足の捻挫は

治りかける → 歩く → 痛める → 治りかける~

という風に悪循環に陥りやすいので、一般的に思っているよりも足の捻挫が治るのは時間がかかります(完全に痛みがなくなるのに2か月以上かかることはざらにあります)

ですので、「安静にする」以外に回復力を上げる方法として、ここではアイシングを紹介させていただきます。

 

アイシングのやり方

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アイシングとは炎症をおさめることで
❶痛みを取る ❷回復力を上げる
の効果を出す治療法です。

やり方はそれほど難しくありませんので、試してみて下さい。

 1-ビニール袋に氷を入れます

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ビニール袋に「ゴロっとした角氷」をたっぷり入れてください。
袋の半分を超えると口がしばれなくなるので注意が必要です。

このときほんの少しだけ水を入れるようにしましょう。
そうすることでアイシングするときの密着面が広くなるので良く冷えます。

 2-氷を平らにならす

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そのままだと患部にしっかりあたらないので、手で転がして平らにならしましょう。

 3-息を吸ってビニール袋の中の空気を抜く

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息を吸いながら袋の中の空気を吸いだしましょう。
空気が入ってパンパンの状態だと、袋が患部に密着しないのでキチンと冷えません。

ちょっと難しいので、上手くできなかった袋の口をしばる前に空気を抜くようにだけ心がけましょう。

 4-空気を追い出した状態で袋を捩じります

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空気が入っていると、冷やすときに袋がペシャっと崩れるのでしっかり冷えません。

水を入れすぎてチャプチャプになっていたらNGです。
もしも加減が難しかったら、しっかり空気だけ抜いて水なしでも大丈夫です。

 5-ビニール袋の口をしばります

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水が漏れないように袋の口をしっかりしばりましょう。
これでアイシングのための『アイスパック』が完成です。

 6-患部(痛くなっている部分)に当てます

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患部にアイスパックを置きます。
直接、素肌に当てるのがポイントです。

このときにアイスパックが患部全体を覆ている状態でないとしっかりと冷えてくれません

氷が足りない、袋が小さい場合は、少し面倒ですが作り直すようにしましょう。

7-アイスパックを固定します

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密着度を上げる方がよりアイシングできます。
包帯やバンドなどがあればアイスパックを固定してあげましょう。

※ 手足のアイシングの場合は包帯、バンドなどで固定しやすいのですが、ぎっくり腰などの場合は難しいと思います。
その際は

・腰の上にずれないようにそのまま置く
・ズボンの間に挟んでずれないようにする

などで対応してください。

8-アイシングの完成

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アイシングの完成です。
このまま10分間、冷やしましょう。

アイシングはとても冷たいので我慢出来ない方もいらっしゃいます。
どうしても我慢出来ないときはギリギリまで粘ってそれでも無理なら外してください。

アイシングのさらに詳しい注意点はこちらをご覧ください
・アイシングの詳しい方法、注意点

鍼灸治療も有効です

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捻挫は一般的にイメージされるよりも、痛みも強く、治りも遅い怪我です。
ですので、アイシングの他にも別の治療を重ねることで回復を早めることが可能です。

その場合に鍼灸治療は有効です。
鍼灸には除痛、治癒促進の効果があります。

特に捻挫や、ぎっくり腰、といった症状は即効性が期待出来ます。
スポーツや重作業などで身体を傷めてしまった際はこういった方法もございますので、ぜひご利用ください。

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