男性だからこそ知っておくべき「生理痛」のはなし

女性はもちろん、男性にも知っておいて欲しい

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さて、この記事を読む前に確認ですが、

あなたは男性ですか?
それとも女性ですか?

いうまでもなく、生理痛は女性特有のものなのですが、だからこそ男性にも知っておいて欲しい症状です。
もしもあなたが男性でしたら、パートナーのことを考えながら読んでみて下さい。

 

男性にも1分でわかる「生理」とは?

生理とは “月経” “つきのもの” など呼び方も色々とあります。

ひと言でいうと生理というのは、赤ちゃんが出来なかった子宮の中を掃除することです。
ちょっと乱暴な説明なので、もう少し分りやすく言うと・・・

①女性は月に1回、赤ちゃんを産むために卵巣から卵子を一つ子宮に向けて排卵します。
②卵子はそのまま子宮に移動するので、子宮は卵子を迎えるために内膜を、分厚く、柔らかく、します。
③このときに
 -卵子が受精していると子宮に着床します
 -受精していない場合、次の排卵のためにいらない(分厚くなった)内膜を排出します

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の場合は卵子がそのまま赤ちゃんになるので生理は起きません。

の場合は次の排卵に向けて不要になった卵子、内膜を血液や体液と一緒に排出しなければいけません。
これが生理と呼ばれる現象です。

 

 

卵子が受精出来る期間は2~3日ととても短いので、受精できない場合はすぐに次の受精に向けて身体を準備しないといけないのです。
このとき排出に伴い痛みが出ます。
これが生理痛です。

旦那と彼氏には知って欲しい ここがポイント!

・女性は妊娠の準備をするために子宮を整えなければいけません。
・そのために子宮の環境を1ヵ月ごとにリセットしなければいけません。
・リセットする度に子宮の内側の膜を剥がして出さないといけません
 だから痛い!!

 

生理痛の原因

説明の通り、女性は妊娠の準備をするために身体を整えます。
しかし上記のとおり、それには様々なホルモンの分泌が関わってきます。
その代表的なホルモンが、プロスタグランジンエストロゲンです。

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プロスタグランジンは生理が始まるとたくさん出てくるホルモンで、子宮を収縮させる働きがあります。
必要のなくなった子宮の内膜を排出するときに活躍します。
子宮が動くと軽い陣痛のような状態になるので、痛みが出る原因のひとつとなっています。

 

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エストロゲンは女性らしさを作るホルモンと言われていて
「髪や肌のつやを良くする」
「女性特有の丸みを帯びた身体のラインを形づくる」
といった効果があります。

このエストロゲンは妊娠の準備をするためのホルモンですので、排卵前に一番たくさん分泌され、排卵後に急速に減っていきます。

すると、エストロゲンと一緒にセロトニンという物質が一緒に減っていってしまいます。
セロトニンは心のバランスを整える作用のあるホルモンで、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。
これが不足すると片頭痛の原因になったり、イライラや不安を呼び起こすことがあります。

生理前後はホルモンのバランスが目まぐるしく変わるので、身体にも精神的にも負担がかかります。
腹痛はよく知られていますが、頭痛も生理には関係しているので注意が必要です。

厚生労働省の調べ(2009年)によると、生理中に出る代表的な症状は

  • 腹痛   67.3%
  • 腰痛   46.3%
  • 全身検体 36.3%
  • イライラ 35.5%

腹痛は7割の方に出ると言われています。

旦那と彼氏には知って欲しい ここがポイント!

・生理中はホルモンバランスが崩れます。
・ホルモンが増えたり減ったりするので、腹痛、頭痛が起こります。
・ホルモンバランスが崩れると集中力低下などの精神的にも影響が出ます

 だから生理中は痛いイライラする!!

 

「生理痛」の予防 奥さんや彼女が辛いとき、一声かけるために

生理というは健康的な女性ならば1月前後の感覚で必ず起こります。
しかし、こんな話は聞いたことがありませんか?

「△△ちゃんは生理が軽いから、いいな~」
「○○さんは生理が重たいから大変そう」

女子のトークには入りにくいかもしれませんが、なんとなく聞いたことがあるフレーズかもしれません。
そう、生理痛は平等に起きるのですが、症状が重い人と軽い人がいます。
その理由は何なのでしょうか?

実は生活習慣などによって、身体への負担というのは変わってくるのです。

 

まずは簡単に出来ることから目を向けてみましょう

生理痛の対策はたくさんありますが、まずは身近な生活習慣に目を向けてみましょう。
意外とやっていないことが多いことに気がつくかもしれません。

-身体が冷えないように気をつける

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身体を温めるというのは生理痛を緩和するのに非常に有効です。
身体が冷えていると血流が悪くなり、経血(生理のときの血)を身体の外に出せなくなるからです。

身体の冷えというと服装がまず一番最初に思い浮かぶと思いますが、意外と気をつけないといけないのが“飲み物”です。とくに冷たい、お茶、ジュース、は危険です。

「わたしは常温のペットボトルを買うようにしているから大丈夫」
という声も聞こえてきそうですが、実はこれもNG
ここでいう冷たい飲み物というのは、体温よりも冷たい飲み物、という意味です。

“常温”は気温よりも大抵低いので、体温の36℃を超えることはそうそうありません。
当然、体温よりも冷たいものが身体に入ると身体は冷えてしまいます。
暑いときは熱いのみものを飲みましょう」と昔からいうのは、それなりに意味のあることなのです。

 

-食事をバランスよくとる

main01食事をバランスよくとる。
といっても、難しく「ビタミン○○と、ミネラルを~」などと考えなくとも大丈夫です。
まず、あなたの家では

①食事を毎食食べていますか?
②ごはん(パン)だけ、おかずだけの食事になっていませんか?

毎日のことなので流してしまいがちですが、これだけでも意外と出来ていない家も多いかと思います。
目指せ毎食、一汁三菜!
実際やってみると結構めんどうくさいですが、毎日やると身体に確実なリターンが望めます。

 

-規則正しい生活

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睡眠のサイクルや食事時間などがバラバラになってしまうとホルモンのバランスが崩れてしまいます。
ここでいうホルモンとはエストロゲンやプロゲステロンに限らず、身体の機能を調整する様々なホルモンのことです。

これはひとりでは難しいこともあります。
ご家族と一緒のかたは、「食事の時間」「睡眠時間」など、お願いすると合わせやすくなるかもしれません。

 

旦那と彼氏には知って欲しい ここがポイント!

・食生活をさりげなく寄せてあげる
・自分の生活態度が相手にも影響を及ぼすことを忘れない

 当たり前に家事をしてもらえると思うなよ!!

 

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