アイシングの方法【腰痛・堺・整体】

古荘鍼灸治療院

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アイシングの方法【腰痛・堺・整体】

コラム

2019/02/01 アイシングの方法【腰痛・堺・整体】

痛みが起きたら氷で冷やす

ぎっくり腰などの痛みを中⼼とした炎症の症状に対して氷で冷やすアイシングはとても有効です。 ここではお⼿軽な予防・対処法であるアイシングの仕⽅を紹介します

 

 

アイシングはどんなときにするの?

アイシングは基本的には炎症の状態、つまり ⾚くなっている、または、腫れている、状態に対して有効です。 具体的には ぎっくり腰、捻挫、打ち⾝、スポーツ後の痛み、反復した動作による使い過ぎの痛み などがこれに当たります。

アイシングは炎症が起こって痛みが出ている場所を氷で冷やして上げることで痛みを抑えて回復を促す効果があります。 まずはアイスパックの作り⽅、時間、効果を覚えて適切なアイシングを⾏いましょう。

 

アイシングのやり方

1-ビニール袋に氷を⼊れます

 

ビニール袋に「ゴロっとした⾓氷」をたっぷり⼊れてください。 袋の半分を超えると⼝がしばれなくなるので注意が必要です。 このときほんの少しだけ⽔を⼊れるようにしましょう。 そうすることでアイシングするときの密着⾯が広くなるので良く冷えます。

2-氷を平らにならす

 

そのままだと患部にしっかりあたらないので、⼿で転がして平らにならしまし ょう。

 

3-息を吸ってビニール袋の中の空気を抜く

 

息を吸いながら袋の中の空気を吸いだしましょう。 空気が⼊ってパンパンの状態だと、袋が患部に密着しないのでキチンと冷えま せん。 ちょっと難しいので、上⼿くできなかった袋の⼝をしばる前に空気を抜くよう にだけ⼼がけましょう。

 

4-空気を追い出した状態で袋を捩じります

 

空気が⼊っていると、冷やすときに袋がペシャっと崩れるのでしっかり冷えません。 ⽔を⼊れすぎてチャプチャプになっていたらNGです。 もしも加減が難しかったら、しっかり空気だけ抜いて⽔なしでも⼤丈夫です。

 

 

5-ビニール袋の⼝をしばります

 

⽔が漏れないように袋の⼝をしっかりしばりましょう。 これでアイシングのための『アイスパック』が完成です。

 

6-患部(痛くなっている部分)に当てます

 

患部にアイスパックを置きます。 直接、素肌に当てるのがポイントです。 このときにアイスパックが患部全体を覆ている状態でないとしっかりと冷えて くれません。 氷が⾜りない、袋が⼩さい場合は、少し⾯倒ですが作り直すようにしましょ う。

 

7-アイスパックを固定します

 

密着度を上げる⽅がよりアイシングできます。 包帯やバンドなどがあればアイスパックを固定してあげましょう。 ※ ⼿⾜のアイシングの場合は包帯、バンドなどで固定しやすいのですが、ぎっくり腰 などの場合は難しいと思います。 その際は ・腰の上にずれないようにそのまま置く ・ズボンの間に挟んでずれないようにする などで対応してください。

 

8-アイシングの完成

 

アイシングの完成です。このまま10分間、冷やしましょう。 アイシングはとても冷たいので我慢出来ない⽅もいらっしゃいます。 どうしても我慢出来ないときはギリギリまで粘ってそれでも無理なら外してく ださい。
アイシングを⾏うときは、これらの点に注意しましょう。

 

 

アイシングの注意点

・1回やったら、最低3時間は開ける

・10分以上冷やさない ・寒いところで⾏わない

・患部に熱感がなくなってきたら1度やめる

・保冷材、アイスノンは使わない

 

 

1回やったら、最低3時間は開ける

アイシングを続けて⾏うことは炎症を治めるのに有効です。 ただし、連続して⾏う場合は3時間以上間隔を開けるようにしましょう。 常に冷やし続けると逆に治りが悪くなるときがあります。

 

10分以上冷やさない

冷やし過ぎると痛みが治りが悪くなる場合があります。 10分ほど冷やしたら、サッと取ってしまいましょう。
寒いところで⾏わない 患部は冷やす⽅が治りが良くなりますが、⾝体全体は暖かい環境の⽅が回復⼒が上がります。 寒さを感じることではなく、痛いところだけを冷やすのがアイシングですので、⾝体全体を冷やす必要はありません。

 

患部に熱感がなくなってきたら1度やめる

「アイシングって、いつまですればいいのですか?」 というのはよく聞かれる質問の⼀つです。 個⼈差があって断⾔は出来ないのですが、ぎっくり腰などの急激な痛みの場合は2〜3⽇は激痛が続きますので、その間は続けま しょう。 中⽌のポイントは患部(痛いところ)を触って熱っぽくなければ、初期の炎症は収まっているのでそこでいったん中⽌しても⼤丈 夫です。 アイシング⾃体は痛みが続いている間はずっと続けても問題はないのですが、やめどきとしては「この辺り」が基準となっていま す。

≪注意! スポーツをしている⽅は・・・≫

堺にある古荘鍼灸整体院では、スポーツ後にアイシングをしている⽅は痛みの有無にかかわらず、練習・試合後に必ずアイシン グをすることを強く推奨します。 また、アイシング⽤の氷嚢(アイスパック)が市販されていますので、そちらを利⽤されると⾮常に便利です。

これは私⾒ですが、アイシング⽤アイスパックは1000円前後するので、100枚100円のビニール 袋と⽐較すると⾼く感じますが、スポーツ後のアイシングは⾯倒くさくやらない⽅が圧倒的多数 に⾒受けれます。 ⾯相くささをひとつでも排除することで習慣づきやすくなりますのでスポーツをご趣味にされて いる⽅は、ぜひお試しください。 重ねて提⾔しますが、強く推奨します。

 

保冷材、アイスノンは使わない

物にもよりますが、保冷材やアイスノンは氷点下まで温度が下がるために凍傷になる場合があります。 また、四⾓形の塊のままだと患部をすっぽり包んでくれないので、全体を上⼿く冷やすことが出来ません。 ぎっくり腰のような腰痛は急にやってくるので難しい場合もありますが、しっかり患部を冷却するためにも氷を使って冷やすようにしてください。

 

 

 

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