激痛・炎症が起こったときのアイシングの方法

ぎっくり腰などの痛みを中心とした炎症の症状に対して氷で冷やすアイシングはとても有効です。
ここではお手軽な予防・対処法であるアイシングの仕方を紹介します。

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アイシングはどんなときにするの?

アイシングのやり方

アイシングの注意点

 

アイシングはどんなときにするの?

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アイシングは基本的には炎症の状態、つまり
赤くなっている、または、腫れている、状態に対して有効です。

具体的には

  • ぎっくり腰
  • 捻挫
  • 打ち身
  • スポーツ後の痛み
  • 反復した動作による使い過ぎの痛み

などがこれに当たります。

 

アイシングのやり方

アイシングは炎症が起こって痛みが出ている場所を氷で冷やして上げることで痛みを抑えて回復を促す効果があります。
まずはアイスパックの作り方、時間、効果を覚えて適切なアイシングを行いましょう。

 1-ビニール袋に氷を入れます

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ビニール袋に「ゴロっとした角氷」をたっぷり入れてください。
袋の半分を超えると口がしばれなくなるので注意が必要です。

このときほんの少しだけ水を入れるようにしましょう。
そうすることでアイシングするときの密着面が広くなるので良く冷えます。

 2-氷を平らにならす

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そのままだと患部にしっかりあたらないので、手で転がして平らにならしましょう。

 

 3-息を吸ってビニール袋の中の空気を抜く

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息を吸いながら袋の中の空気を吸いだしましょう。
空気が入ってパンパンの状態だと、袋が患部に密着しないのでキチンと冷えません。

ちょっと難しいので、上手くできなかった袋の口をしばる前に空気を抜くようにだけ心がけましょう。

 4-空気を追い出した状態で袋を捩じります

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空気が入っていると、冷やすときに袋がペシャっと崩れるのでしっかり冷えません。

水を入れすぎてチャプチャプになっていたらNGです。
もしも加減が難しかったら、しっかり空気だけ抜いて水なしでも大丈夫です。

 5-ビニール袋の口をしばります

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水が漏れないように袋の口をしっかりしばりましょう。
これでアイシングのための『アイスパック』が完成です。

 6-患部(痛くなっている部分)に当てます

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患部にアイスパックを置きます。
直接、素肌に当てるのがポイントです。

このときにアイスパックが患部全体を覆ている状態でないとしっかりと冷えてくれません

氷が足りない、袋が小さい場合は、少し面倒ですが作り直すようにしましょう。

 

 

 

 

7-アイスパックを固定します

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密着度を上げる方がよりアイシングできます。
包帯やバンドなどがあればアイスパックを固定してあげましょう。

※ 手足のアイシングの場合は包帯、バンドなどで固定しやすいのですが、ぎっくり腰などの場合は難しいと思います。
その際は

・腰の上にずれないようにそのまま置く
・ズボンの間に挟んでずれないようにする

などで対応してください。

 

8-アイシングの完成

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アイシングの完成です。
このまま10分間、冷やしましょう。

アイシングはとても冷たいので我慢出来ない方もいらっしゃいます。
どうしても我慢出来ないときはギリギリまで粘ってそれでも無理なら外してください。

アイシングの注意点

アイシングを行うときは、これらの点に注意しましょう。

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・1回やったら、最低3時間は開ける
・10分以上冷やさない
・寒いところで行わない
・患部に熱感がなくなってきたら1度やめる
・保冷材、アイスノンは使わない

 

1回やったら、最低3時間は開ける

アイシングを続けて行うことは炎症を治めるのに有効です。
ただし、連続して行う場合は3時間以上間隔を開けるようにしましょう。
常に冷やし続けると逆に治りが悪くなるときがあります。

 

10分以上冷やさない

冷やし過ぎると痛みが治りが悪くなる場合があります。
10分ほど冷やしたら、サッと取ってしまいましょう。

寒いところで行わない

患部は冷やす方が治りが良くなりますが、身体全体は暖かい環境の方が回復力が上がります。
寒さを感じることではなく、痛いところだけを冷やすのがアイシングですので、身体全体を冷やす必要はありません。

患部に熱感がなくなってきたら1度やめる

「アイシングって、いつまですればいいのですか?」
というのはよく聞かれる質問の一つです。

個人差があって断言は出来ないのですが、ぎっくり腰などの急激な痛みの場合は2~3日は激痛が続きますので、その間は続けましょう。
中止のポイントは患部(痛いところ)を触って熱っぽくなければ、初期の炎症は収まっているのでそこでいったん中止しても大丈夫です。

アイシング自体は痛みが続いている間はずっと続けても問題はないのですが、やめどきとしては「この辺り」が基準となっています。

 

≪注意! スポーツをしている方は・・・≫FO7HU001

スポーツ後にアイシングをしている方は痛みの有無にかかわらず、練習・試合後に必ずアイシングをすることを強く推奨します

また、アイシング用の氷嚢(アイスパック)が市販されていますので、そちらを利用されると非常に便利です。

これは私見ですが、アイシング用アイスパックは1000円前後するので、100枚100円のビニール袋と比較すると高く感じますが、スポーツ後のアイシングは面倒くさくやらない方が圧倒的多数に見受けれます

面相くささをひとつでも排除することで習慣づきやすくなりますのでスポーツをご趣味にされている方は、ぜひお試しください。
重ねて提言しますが、強く推奨します。

 

保冷材、アイスノンは使わない

物にもよりますが、保冷材やアイスノンは氷点下まで温度が下がるために凍傷になる場合があります。
また、四角形の塊のままだと患部をすっぽり包んでくれないので、全体を上手く冷やすことが出来ません。
しっかり患部を冷却するためにも氷を使って冷やすようにしてください。

 

   ぎっくり腰、スポーツでの怪我、膝・肘の痛み、にはアイシングが有効です